全国の仲間達(茶道)

3月の初め。
京都の国際会議場で行われた、茶道裏千家の「淡交会青年部 ナショナルコンファレンス2018」に津山青年部の仲間と参加してきました。
2泊3日で行われる大きな研修会で、全国の青年部と学生茶道(大学生)からの参加者、なんと595名!

茶道人口の減少とか、若い人のお茶離れとか。
確かに地元で活動していると、ひしひしと感じるのですが
今回こうして全国の仲間と一同に会する機会をいただいて
日本の事が好きな同世代の仲間がこんなにも多いのかと、
すごいパワーを頂いた気がします。

基調講演では、まさかのデービット・アトキンソン氏が登場!
「新・観光立国論」「国宝消滅」などの著書は全て拝読している、
僕が尊敬するイギリス人にして、経済人にして、茶人にして文化人。

お茶を嗜んでいる方には「一客一亭(控えに師匠の先生のみ)」の茶事を200回以上行っている方といえば、茶人としての凄さも伝わりやすいかもしれません。

本当に刺激的で、仕事にも、家庭にも、お茶の活動についても
考えさせられる素晴らしい講演でした。

二日目のグループ別研修では、
楽美術館にて、当代の吉左衛門さんから直接、楽茶碗の見方を
教えて頂いて、

最終日には今日庵の平成茶室にて家元が席主のお濃茶を。
その後、若宗匠が席主での薄茶を頂いて

本当に充実した勉強をさせて頂いた3日間となりました。

スピード重視で目まぐるしく変化する現代社会だからこそ
ゆったりと、ブレない価値観を軸とした
日本だからこその楽しさを感じられる時間。

もっと、もっと、たくさんの方にお伝えできたらと思います。

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