型染め小紋のガラガラコーデ

こういう小紋、本当に少なくなりましたよね。
先日、京都で見つけてきた1枚です。

着物に流行はないとは言いますが、昨今は無地感覚の小紋が主流。
帯合わせでお茶着や、ちょっとした席などにも行けて、着用範囲が広いのも人気の理由です。
が、コーディネートが比較的簡単だというのも、理由の1つではないのかな。

洋服感覚でのコーディネートはどうしても、無地感覚が主流。
柄×柄でバランス良く見せるのは結構上級者のイメージ。
その感覚で合わせるとどうしても、無地感覚の小紋の方がとっつきやすいんじゃないかと思います。

もちろん、それだってお洒落で楽しいけれど・・・。
着物ならではのコーディネートも楽しんで欲しいのですよ。

本日ご紹介するのは、型染め小紋。

通の方には木版染めのようにも思える雰囲気だけど、色ごとに型を彫って、染め上げた型染めです。
言うのは簡単だけど、型も色の数だけいるし、染める回数も色の数だけ。
しかも、前の型とズレないように細心の注意を払いながら染め上げられた職人さんの手間仕事!

でも、何より素敵なのはこの図案と配色のセンス!
単に手間をかけたって元のセンスが悪かったら、もう最悪。
どこか北欧風にも感じる幾何学模様のパターンは、どこまでも大人可愛い雰囲気です。

もちろん、ドン!と大柄の帯や、無地感覚の帯を乗せても楽しいけれど
今回はあえてのガラガラコーデ。


手描きの猫柄の染め名古屋帯に、七宝崩しの友禅染の帯揚げ。
帯締めもあえての小市松(ダイヤが並んでいる感じ)の組み合わせ。

ガラガラだけど、よくまとまってるでしょ?
みなさんもぜひ、ガラガラコーデにチャレンジしてみてくださいね!

ちなみに本日ご紹介している商品は
小柄散らし小紋(正絹/型友禅/京都):300,000円(税別)❇︎メーカー希望価格400,000円
丸猫散らし染め名古屋帯(正絹/手描き友禅/京都):220,000円(税別)❇︎メーカー希望価格260,000円
→お嫁に行きました
七宝崩しの帯揚げ(正絹/型友禅/京都):16,000円(税別)
→お嫁に行きました
小市松帯締め(絹/京都):16,000円(税別)
→お嫁に行きました

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