新緑茶会を終えて

昨日、4/29日(日)。
地元津山の聖徳寺さんにて無事に新緑茶会が終了しました。


新緑茶会は淡交会津山支部の季節の茶席の1つ。
その本席を津山青年部で持たせて頂いたことなどは先日のブログで
お話しした通りです。

ゴールデンウイークの初日ということもあり、
お客様はいつもより少な目でしけど、1席1席小寄席の雰囲気で
お客様にゆったりと寛いで頂けたように思います。

茶道のお稽古というと、師匠先生のお稽古場にお邪魔して
色々なお点前を習ったり、水屋仕事(準備など)を教わったりする
わけですが、大寄せとはいえ、お茶席を持たせて頂くと
普段のお稽古だけでは経験しないようなことを沢山学べます。

それが大変そうだから・・・・。
と、青年部への入会を躊躇われている方がいたら、勿体無いですよ!
こういった場でしかできない経験はもちろん、
演劇とか、吹奏楽とか、文化祭的な「仲間と場を作り上げる楽しさ」が
味わえるのは、淡交会青年部の醍醐味の1つではないでしょうか?

みんなで考えた今回のお茶席のテーマは「つなぐ」。
ブロックのリレー茶会の一環でもあり、
炉から風炉への季節の境目でもあり、
青年部員のベテランと新人さんのつながりのことでもあり
色々な思いを込めたテーマです。

リレー茶会のバトンとして回ってきた
お家元のお筆の扇面「青松寿色深」と
大宗匠作の茶杓「つなぐ心」を
中心に据えて、テーマにそったお道具組を考えました。


お菓子は地元のお茶人さんご用達のお菓子司「鶴声庵」さんのキントン。
お茶は裏千家お家元お好みの「五雲の白」です。

3月に仲間と参加したナショナルカンンファレンス(以下NC)で手に入れた
お道具も沢山持ち寄りました。

一期一会を楽しむ茶の湯の世界。
あえて写真はアップしませんが、その他のお道具組はつぎの通り。

⭐︎花入:竹の一重切  誠中造
香合:結び文     即全造
釜 :透木 桜川  敬典造
炉縁:花筏     時代
棚 :温故棚    宗悦造
水指:槌車の絵付け 淡々斎箱 初代久宝造
薄器:醍醐棗 淡々斎在判 鵬雲斎箱 時代
茶碗:飴釉 角形  㐂仙造
⭐︎ 替:萩
⭐︎三碗:唐津
⭐︎蓋置:白磁 早苗  香斎造
⭐︎建水: 鉄鋲      匠造
菓子器:備前     英昭造
⭐︎莨盆:手付き    宗明造
⭐︎火入:白楽     青子造
(⭐︎印はNCで津山のメンバーが手に入れた物)


先生方、お客様、メンバーの皆に助けてもらって
今の淡交会津山青年部の全てを出せた良いお席になりました。

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