針山　針物語

昨日ご紹介した「ハリネズミのお針箱」。
ハリネズミが可愛すぎて、針山にするのが可愛そうっ。
とのお声を頂きました。

確かに、あのつぶらな瞳に見つめられたら
針を刺すことをためらっちゃいそうですね。

そんな皆さんにオススメなのがこちらのお椀。
金沢の伝統技法である「山中塗」で内側まで丁寧に
塗られたお椀を開けると、青海波模様の針山が現れます。

これだけでもおおっ！？っとなりますが
感動はまだ早い。
セットの待ち針がこちらです。

鬼、金棒、武士のような男の子とくれば
桃太郎を連想しがちな岡山県民ですが、お次が刀。
そして、打出の小槌！

もう、お分かりですね。
そう。一寸法師の世界。
「針の刀」ってそのまんまだし、
針山自体が「お椀の舟」になっているって
なんだか、楽しすぎませんか？

しかもこれ、本当に普通の待ち針サイズ。
1点、1点手作りでしか作れない細工です。
「鬼」のパンツがちゃんとトラ柄！とか、
芸が細かすぎますよね（笑）

こちらは青竹に黄色い満月を思わせる針山。

そう！「かぐや姫」です。

セットの待ち針はこんな感じ。
竹・巻物・かぐや姫・牛車・満月
月には雲がかかっていたり、
巻物には巻名が書いてあったり。
こちらも細かな細工が心憎いですね。

その名も「針物語」です。
ハリネズミのお針箱と同じメーカーさんの作品で、
現在「一寸法師」と「かぐや姫」の２種類があります。
大きさは針山が手のひら大。
価格は1セット3,400円（税別）
おもわず頬っぺたが緩むクオリティです。
プレゼントにも喜ばれそうですね。

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