分かりやすい帯の選び方〜基礎編〜
どうも。
ちんがらやの4代目です。
帯って色々な種類があって、どうやって選んで良いのか。
皆さん、中々に悩まれてます。
と言うことで、今回は表題の話。
いつも長くなるので、今回はグッとポイントを絞ります。
ズバリ!
「着る着物に合わせましょう!」
以上!終わり!!(笑)
・・・・さすがに、もう少し詳しく解説します。
<着物の種類>
着物の種類を大まかに分けると
1、第1礼装:留袖(黒留袖、色留袖)
2、準礼装:訪問着
3、準礼装:付下
4、準礼装:色無地(紋付き)
5、平服:綺麗め小紋、色無地(無紋)
6、お洒落・カジュアル1:小紋、紬
7、お洒落・カジュアル2:木綿、ウール、浴衣
注意:かなり大まかな仕分けです。
(小石丸100%の色無地なんかは、下手な訪問着なんかよりよっぽど格調高かったりするので)
<帯の選び方>
帯の種類は、この着物の種類に応じて選ぶのが基本です。
1、留袖、訪問着の場合
→ 丸帯、袋帯、綴帯:いずれも、有職文様・吉祥文様・正倉院文様など。
2、付下、色無地(紋付き)
→ 丸帯、袋帯、綴帯、織九寸名古屋帯、織八寸名古屋帯
:いずれも、有職文様・吉祥文様・正倉院文様など。
3、綺麗め小紋、色無地(紋付き)
→ 袋帯、綴帯、織名古屋帯、染名古屋帯
:季節の文様など行き先に応じて、堅苦しくない文様で。
4、小紋、色無地(無紋)、紬
→ お洒落袋帯、お洒落綴帯、織名古屋帯、染名古屋帯、半巾帯
:季節の文様や、楽しい文様。お洒落を楽しめる組み合わせで。
5、木綿、ウール、浴衣
→ 織名古屋帯、染名古屋帯、半巾帯
:季節の文様や、楽しい文様。お洒落を楽しめる組み合わせで。
以上、ざっくりとですが帯選びのイメージが伝わりましたか?
当然、文様や技法や雰囲気(我々の業界では、「顔」といいます)」によって行き先や合わせ方は細かく変わって来ますけど、基本はこんな所です。
コーディネートについて、個別のご相談も随時、受け付けていますのでお困り、お悩みの方はお気軽にお問い合わせフォームからご相談くださいね。
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