十日町旅行2日目〜その2〜

8月末にお客様と遊びに行った十日町。
盛りだくさんの2日目の旅行記のその2です。

お昼はこの日の密かなメイン。
上郷クローブ座での昼食です。
大地の芸術祭の期間中など特別なタイミングのみで上演される地元女衆がパフォーマンス風に提供してくれる昼食会と聞いて興味津々!

8人程度が座る各テーブルに地元のお母さん達がついてくれて、料理の説明があり、サービスがあり。
料理の合間には、北越雪譜という江戸時代の新潟の風土を書いた書物をモチーフにした語りやパフォーマンスあり。
結論から言うと、これ、大当たりでした!
地元の食材を丁寧に調理した料理は、舌に美味しく心に暖かく。


例えば、これは雪の下に自然の恵みが溢れている。
というイメージで作られた前菜。
雪原に見立てたキャベツをめくると、色とりどりの地元野菜達。
ロールキャベツ風の名の通りそれぞれ丁寧に下味などがつけてあり、そもそもの野菜がめちゃくちゃ美味しいときたら、美味しくないはずないですよね。
僕はこれで、胃袋も心も掴まれました(笑)

でも、それだけじゃない。
緊張しながらも一生懸命おもてなしをしてくださる地元のおかみさんたちの温かさ!
これ、最高のご馳走でした。
止めは、地元最高のおにぎり。

そりゃ、こんな笑顔になっちゃいますよね。

上郷クローブ座のHPはこちら(http://clove-theatre.jp)

お腹も心もいっぱいに満たされた後は日本三大渓谷の1つ清津峡へ。

ここは観光用のトンネルがあって、

片道750mほどのこんなトンネルを進んでいくと・・・

こんな絶景が!
足元の水鏡とトンネルの鏡面に景色が写り込んで、なんとも言えない写真スポット。
途中には

ところどころ見所スポットも設置してあって、往復1.5kmも飽きずに歩けます。
ここだけで、どれだけの枚数写真を撮影したことか(笑)

清津峡の後はこの日のお宿。
松之山温泉の和泉屋さんへ。
ここには、翌日見学させていただく十日町絣などの織元「根啓」さんの社長さんに足を運んで頂いての会食会。

十日町の産地としての変遷。
物作りに対する思いなど、美味しいお酒とお料理をいただきながら、ざっくばらんに伺いました。
最盛期は年間70億円もの販売実績があった十日町も、今では非常に厳しい状況が続いているとか。
そんな中で、誠実でお洒落な物作りを続けていかれている根啓さんのお話にみんな興味深々です。

会食会の後は、十日町大祭りというお祭りのクライマックス目指して街へ。
「もう終わっているかもしれませんね」
そんな宿の方の言葉どおり、祭りのメイン会場である目抜通りに到着した時にはこんな感じ。

人っ子一人見当たらず、しーんと静まりかえった通りに静かに灯る祭りの提灯。
千と千尋の神隠しに登場しそうな、ある種神秘的な雰囲気でした・・・。

長くなったので今日はここまで。
長文にお付き合いいただいて、ありがとうございます。

十日町旅行記初日

産地旅行レポ〜十日町初日〜

十日町旅行記2日目〜その1〜

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