白くま×かき氷(お嫁に行きました)

蒸し蒸ししっぱなしの津山市です。
こう暑いと、お風呂上りのアイスとか、かき氷が堪りませんね。

かき氷といえば、以前、本ブログでご紹介した
「かき氷模様の絽の小紋」
覚えてらっしゃいますか?

https://chingaraya.main.jp/2018/03/28/カキ氷始めました%E3%80%82/

遊びごごろ満点の、手描き友禅のこの作品。
どんな帯を合わせたら楽しいのかと色々探していましたが・・・・。

ついに見つけてしまいました。
(といっても、4月には見つけていたわけですが)

それが本日ご紹介する
「白くま 名古屋帯」です。

見てください。この白くまの表情!
この可愛らしさにノックダウンされてしまいました。

「かき氷」に「白くま」とくれば・・・。
もう、お分かりですね?
我が家も良く、かき氷だけでなく、アイスバーにもお世話になっております。
この組み合わせしか思いつきませんでした(笑)

お太鼓部分には
流氷の上に乗る白くまと
北極大陸を思わせる島が、お太鼓部分に絶妙のバランスで織り出されています。

前柄はこの通り。
オーロラと足型のついた流氷。
ほっこり行きたいか、キレイめで行きたいか。
結び方の工夫で、気分に合わせたコーデが楽しめるのも嬉しいですね。

何より紫の使い方がとても上手!
スクイという技法で表現された図案はどれも見事で、
お太鼓・前柄部分のみ、波オサを使って、波に見える組織に
織り上げられているのも楽しいところです。

そう、可愛らしい図案ではあるものの
何一つ手抜きのない、「西陣の職人による手織りの仕事である」帯であり
色無地感覚のきものに合わせるだけでも、
「グッと、世界を作ってくれる」良い帯です。

きもののコーデの楽しさの1つは
「自分だけのストーリー」を表現できるということ。

そして、手間暇掛けて作られる一品で
最高のオシャレを楽しめるということ。

電子データを入力し、オートマシンで生産する帯やきものが増えてきている
現代だからこそ、
日本の職人さんの技で、表現される遊び心。

オシャレの真髄って、こういう所にもあるんじゃないでしょうか?

商品に対するお問い合わせはお電話(0868-22-2427)
もしくは、こちらまでお気軽にどうぞ。

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