居敷当ての効果〜その1下着のラインを防げ!〜
どうも。
ちんがらや4代目です。
30度を越えたと思えば肌寒かったりと
着る物に本当に悩む日が続きますね。
体調崩していませんか?
さて、単衣シーズンももう本番
単衣や薄物の御仕立をするときに、確実について回るのが
『居敷当て』の話です。
皆さんは居敷当ての効果って、しっかり実感されていますか?
勧められるままになんとなく付けてる
もしくは
少しでも涼しくしたいから、全く付けず
の方が多いんじゃないかなぁ
そこで今回から何回かに分けて、居敷当ての効果について解説します。
そんな何回も更新待てない!
という方は、下記リンク先からインスタライブのアーカイブをご覧ください。
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さて今回は、居敷当ての効果その1「下着のラインを防げ!」
単衣・薄物のお着物を着たとき、下着のラインがクッキリ!
なんて経験ありませんか?
立ち座りなど所作の中で、
どうしても下着のラインがクッキリ写りやすくなりますよね。
着付けの仕方でカバーする方法もありますが
『居敷当て』をつけることで、下着ラインを出にくくすることが可能です。
ということで、こちらの実験写真をご覧ください。
実験は、下着に見立てた畳んだ手ぬぐいの上に
生地を重ねて写真を撮って撮影するというもの
長襦袢生地には小千谷の麻の絽
着物生地には小千谷ちぢみの無地
居敷当て生地には、トスコ麻の襦袢生地(麻とポリの混織)
を使いましたよ。
ということで、まずはこちら。
居敷当て無しバージョン
手ぬぐいの輪郭に段がついているのがわかりますが?
光を透過させてないけれど
手拭いの段がわかりますよね。
では、これに居敷当て生地を1枚増やすと・・・
どうですか?
手拭いの段、目を凝らせばこの辺かなぁ・・・
というのがなんとなく見える気もしますけど
居敷当てなしに比べたら、段違いで手拭いのラインが
見えにくくなりましたよね!
もちろん、着方や生地にもよるので、
100%下着のラインが出ないかと言いきれないけれど
居敷当てがないよりは、ある方がかなり安心!
ですよねぇ。
居敷当てを付ける、付けない。
迷った時にはぜひ、参考にしてみてくださいね。
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