懐紙の話
先日、倉敷の美観地区で行われた「懐紙(和紙)を日々の暮らしに」
というイベントに参加してきました。
主催は三ツ星レッスン岡山で良いご縁を頂いた、着付け講師の岸本浩加先生。
(画面左側が岸本先生。中央が今回のゲスト山岸さんです)
越前和紙を販売されている山岸氏を招いて
結婚式場としても使われる会場で、美味しいランチを頂きながら、
和紙や懐紙について学びを深める内容でした。
冒頭の写真は、ウェルカムカードならぬ、
ウェルカム懐紙。
全て直筆で書かれていて、おもてなしの心を感じて感動です。
こういう使い方も素敵です。
津山にも、箔合い紙として有名な横野和紙がありますが
山岸さんが取り扱われる越前和紙は、日本最古の歴史を有する和紙なんだとか。
なんだかそれだけで浪漫ですが
歴史と伝統にあぐらをかかず、様々に新しい物作りや
和紙・懐紙の使い方などを広めていくその姿勢にも感じるところがありました。
特に、今回こられた山岸さん。
当日、会場にはスタッフを除くと、僕と山岸さんしか男性がいないという状況でしたので
それだけでも無駄な親近感が湧きますが、
(これだけ沢山の参加者の中に男子はたった2名)
子育て中。
伝統産業に携わる30代男子。
作り手(職人)ではなく、伝え手(売り手)。
などなど。
勝手に、共通点を見出して、なんだか勝手に親近感を感じまくりました。
伝統産業の世界。
もちろん、作り手があって、使い手があってこそ続くものなのです。
が、その間を取り持ち、双方にとって良い出会いをして頂くための
「伝え手」の役割もかなり大きいのだと思っています。
着物と和紙。
別世界のようで、関わりも深い世界で
同じ立ち位置で頑張っていらっしゃる同世代の活躍を肌で感じ
しっかりと、いい刺激を受けたイベントとなりました。
懐紙の使い方についての話は
また日を改めて、お伝えしたいと思います。
いや、いい刺激頂きました!
↓三ツ星レッスン岡山のサイトはこちらから↓
http://www.mitsuboshi-lesson.jp/category.php?key=12
↓横野和紙についてはこちらをどうぞ↓
https://www.city.tsuyama.lg.jp/city/index2.php?id=1744
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