十日町旅行2日目〜その3〜

十日町紬や明石縮みの織元、根啓の社長さんとの会食の後、お祭り会場を目指した僕たちを待っていたのはシンと静まり返った商店街にポツポツと灯る祭り提灯でした。

「もう終わっちゃったかな」
と話しつつ、この雰囲気はこれで素敵だよねと話しつつ、お祭りをされている諏訪神社へと向かって行くと・・・。
遠くの方から
「・・・オイヨイ・・・オイヨイ」
と、シンとした夜の静寂の中、低い男達の声が聞こえてきました。

「オイヨイ・・・オイヨイ・・・・オイヨイ!オイヨイ!」
神社に近づくほどに大きくなるオイヨイの声。
人だかりが見えてきて、そこに広がっていたのはこんな景色。

突然にすごい活気!そして、重い神輿を担ぐ汗だくの男衆!!

一緒に行った着付けの岸本先生なんか、血が騒ぎすぎて、すっかり担ぎ手の身内みたいなポジションで参加していらっしゃいました(笑)

このお神輿、諏訪神社への参道へ続く道を行ったり来たり。
祭りはこの神輿が諏訪神社へ帰還することで終わるため、ここがクライマックス!
男衆達の見せ場の1つなのでしょう、なかなか神社へと引き上げません。

交通規制の関係で何度も帰還を促すアナウンスが流れた後、神輿はやっと狭い通りに入り、神社へ向かいます。


(やっと鳥居にたどり着いた神輿)

でも、ここでも素直に鳥居を潜りません。
戻ってきたり脇道に逸れたりするたびに上がる歓声!

やっと鳥居をくぐったら、社務所の前に枕木が用意されていて、そこに神輿が下されました。
これで終了・・・そう思っていた時期が僕たちにもありました(笑)
なんと、神輿の前方に引綱が取り付けられ、女性や子供も含め、たくさんの参拝者の方がそれを掴んでいきます。

この社務所の先の参道、実はかなりの急な上り坂!
それを担ぎ手と綱を持つ一般参加者が一緒になって引き上げ始めました。
これにはびっくり!


(伝わりますか?この傾斜)

担ぎ手の皆さんは必死で歯を食いしばって、最後の力を振り絞る感じ。
見ている我々のボルテージも最高潮です!

坂道の上には広く開けた境内と立派な諏訪神社のお社。
「オイヨイ」の掛け声とともに境内を練り歩いた神輿は、ついにお社の前に用意された枕に下されます。

お社には地域の顔役と思われる方々が、裃(かみしも)姿の正装で待機されていて、神輿の無事な帰還と祭りの成功を祝って次々にご挨拶。
最後の「オイヨイ三唱!」の一体感と言ったら、その辺のライブなんて目じゃないくらいの最高でしたよ!

で、そこまで済むと今度は社殿から白装束の若衆が厳かに神輿へ。

そして、神輿を担ぎ上げ、鴨居にぶつけないよう苦労されながら慎重に拝殿へと運び込みました。
なんと、神輿が拝殿に帰還したちょうどその時、月が社の真上へと差し掛かったんです。

なんとも言えない感動!
伝わります??
もう、本当に感動でした!!

ボルテージ上がりまくりの我々は、地元の方に混じってお振る舞いのお神酒やお菓子やお米を頂いて、感動とともに2日目の夜を終えたのでした。

長くなったので本日はこれまで。
次回、やっと織元見学です(笑)

↓十日町旅行初日の様子↓

産地旅行レポ〜十日町初日〜

↓十日町旅行2日目〜その1〜↓

十日町旅行2日目〜その1〜

↓十日町旅行2日目〜その2〜↓

十日町旅行2日目〜その2〜

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