浴衣と夏着物の境界〜その3夜着る浴衣・昼着る浴衣

どうも。ちんがらやの4代目です。
なんだかだで、更新に間が空いてしまいますね・・・。

  さて、前回まで2回に分けて(本当は1回でまとめたかった)
『浴衣らしい浴衣』に見えるポイントをお話ししました。

1,晒(さらし)系の生地で
2,裏表なくしっかりと染まっていて
3,柄が大胆なもの

この3つのポイントを全て押さえてあれば
それはもう、浴衣らしい浴衣と行っていいと思う。

では、そんな浴衣らしい浴衣はどんな時に切るべきか!
これも僕の好みの話なので、そのつもりで聞いてくださいよ?

ズバリ、「昼間から街着感覚で着られるもの」と、「夕方以降が似合うもの」の
2通りの浴衣があると思ってます。

この街着感覚で着用できるというのは、イメージ的にTシャツ感覚。
浴衣らしい浴衣の中でも
濃い地色の物は昔から昼間に・・・という話もあったりするのと
多色使いの物も、どうせなら明るい日差しの中で染の綺麗さを見せたいですね。

紺地に白上げのスッキリした浴衣 


一方で、白地の浴衣は昔から、夕涼みや花火大会にと言われます。
白地に紺上げで大胆に柄を配したスキッとした注染の物なんて
まさに、大人の品の良い夜遊びにぴったりですよ。

白地の浴衣 強い光の中では透けるので、夜の着用がおすすめ



他に、具体的なアドバイスをするのであれば
日中だと
レストランやホテルでのランチには浴衣らしい浴衣姿はちょっと場違い
街ブラや友達同士での気軽なショッピングなんかは、昼間浴衣もあり。

夜だと
ビアガーデンや居酒屋さんならバッチグー!
ホテルのディナーはドレスコードで浴衣指定がない限りNGかな。

以上、ざっくりとしたイメージ、掴んでいただけました?
一口に浴衣といっても、着ていく先や、着姿が持つイメージはお持ちの浴衣で大きく違います。

お出かけにこの浴衣着て行っていいのかな?
など、不安があれば、お気軽にご相談くださいな。

↓ちんがらやのYouTubeチャンネルはこちら↓
https://www.youtube.com/@kimono_chingaraya/featured

↓ちんがらやInstagramはこちらから↓
https://www.instagram.com/takuma.murakami.chingaraya.04/

↓ちんがらやLINE公式はこちらから↓
https://lin.ee/cJAw4gH

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


関連記事一覧

最新記事