大人浴衣〜綿絽・はぎ〜

今日、明日は地元津山の大きな夏祭りなのですが、
ダンスイベントや子供たちの踊りの部が中止になるなど、35℃を超える酷暑です。

せめて、目に涼しいものをお届けしようと、本日は浴衣のご紹介。

江戸時代から続く染の老舗、竺仙さん謹製の綿絽の浴衣です。

絽とは写真のように数段に1度の割合で、横糸もしくは縦糸に空隙を作る組織のこと。
通常の生地より透け感が強く、見た目も涼しいのが特徴です。

柄は、秋草の定番柄である萩が、流れのある図案で配されています。
トンボや秋草など、秋の風情を先取りする柄をつけることで、真夏に涼を感じる。
昔の日本人って、粋ですよねぇ。

キャピキャピとした市販の浴衣はそろそろ卒業したい・・・.
そんな方にこそ、出会って頂きたい1枚です。

白地に紫という配色で、大人なイメージの強い本品。
注染という昔ながらの技法で染められた雰囲気は、やはり、大人の装いにぴったりです。
どうせですから、巷に溢れている浴衣帯とは一味違う、こんな帯を合わせてみても素敵です。

麻の四寸帯。

こちらは、同じ機屋さんの麻の八寸名古屋帯。

帯合わせ一つで雰囲気が変わって、楽しめるのが和服のいいところ。
ぜひ、貴女だけの組み合わせを見つけてみてくださいね。

仕立て上がるとこちらも素敵。全国のきものファンを魅了する藤井絞さんの雪花絞。新作です。
https://chingaraya.main.jp/2018/06/30/雪花絞浴衣〜朝顔〜/

オーソドックスなのに、可愛い。そんな浴衣をお探しの方にはこちらがオススメです。
https://chingaraya.main.jp/2018/07/26/夢二のたんぽぽ/

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