備前焼守破離 木村英昭の世界〜次代を担う造り手展Vol.5〜
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どうも。
ちんがらや4代目です。
ご存知の通り、現代社会のなかで、日本の伝統工芸品の多くは、作り手の高齢化や減少が続いています。
とはいえ、若手と言われる職人さんや造り手さんがいないわけではないのです。
次代を担っていくであろう、素晴らしい造り手さんと、その世界を紹介したい!
そんな想いでスタートした企画展も今回で5度目。
今回ご紹介するのは『備前焼 木村英昭さん』。
お家は代々続く備前焼の窯元で、その歴史はなんと約500年。
木村家の御当主としては26代目。
窯元の桃蹊堂さんは、備前六姓窯(岡山藩主が認定した名工)の1つ。
陶芸家としては木村桃山の名前を世襲されていて
木村英昭氏は昨年、「18代目木村桃山」を襲名されてところ。
僕が4代目とか言ってるのが、どうでも良くなる歴史の長さですよね。
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木村さんと4代目の出会いは、茶道裏千家淡交会の青年部。
茶道を勉強せずに抹茶茶碗を焼く作家さんって、まぁまぁいる。
茶道のお稽古を積んで、茶器を作る作家さんも、まぁいる。
けど、木村さんの様に、
お茶を愛して、備前焼を愛する。
そんな作陶家って、あんまり居ない気がします。
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型にハマらない楽しさを追求しつつも
用の美を忘れない。
朗らかな人柄。
柔軟な思考。
物づくりに対する貪欲な姿勢。
そんな木村英昭氏の本人の魅力と茶器を中心とした作品群にぜひ、間近で触れてください。
『備前焼守破離 木村英昭の世界〜次代を担う造り手展Vol.5〜』
会期:2020年3月18日(水)〜3月23日(月)
時間:11時〜18時
場所:ちんがらや店舗(津山市椿高下43-3)
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